リオ五輪の閉会式に現れたアーチェリー選手のフォームを指導する。

リオ五輪閉会式のアーチェリー選手の射形が物議を醸しています。
(モデルさんだけど)

しかし一般の方には、もちろん何が問題なのか分かりません。

そこで!
(野暮だとは思いますが)
真面目にフォームの改善点を考えてみました(笑)

【条件:この写真はフルドローだと仮定】
(フルドロー=弓をMAXまで引き絞った状態)

 

【フォーム(射形)の改善点】
 
 
 
①握り込みすぎ

こんなに握り込んではいけません。
グリップ(手)の角度も立て過ぎですね。

つーかフィンガー付けないと弓が飛んでくぞ。

 
 
②矢が長すぎ

不鮮明ですがクリッカーから
1cmは矢が余っているように見える。

フルドローでは0.3mmの余りにすべし。
(人によるけど)
 
 
③グリップの空間あり過ぎィ~

こんなに下を押しちゃいけませんね。
グリップの一番深い所をピボットと言い、
弓の支点です。そこを押さないと。

白と赤の境界線部分と、
親指が平行になるくらいが理想。
 
 
④押し手(左腕)と肩のライン

猿腕の可能性も高いですが、
押し手のラインが内側(矢の側)に
入り過ぎですね。

左肩が入り過ぎにようにも見えます。
 
 
⑤アンカー浮き過ぎ

右人差し指の上側はあごの下に
ぴったりを収まっていないと安定しません。

そのせいでアゴの下に広大な空間が・・・。
これでは安定した射ができません。
 
 
⑥顔向けと弦の位置

弦は鼻の中心にあるのが理想です。
が、大きく左にずれています。

これは顔向けが左過ぎるせいです。
まともにサイト(照準器)が見えないでしょう。
 
 
⑦握り込み過ぎ

引き手(右手)も弦を握り込み過ぎです。
この角度で見た場合、薬指の爪がこちら側に
見えるぐらいが良いでしょう。

右ヒジと手首の角度が察するに、
このまま射ったら、思い切り
リリースが取られて痛い思いをするはず。。。
 
 

⑧両目のラインが傾いている

そこまで言う事ではありませんが、
両目のラインは真っすぐの方が良いです。

「⑥」顔向けの角度のせいでもあります。
 
 
⑨右ヒジの角度

右ヒジは、矢に対して真っすぐのライン上に
あるのが理想です。

それに対して大きく体の前方に出てしまっています。
これでは引く力がまっすぐ矢に伝わりません。
 
 
⑩プランジャー出過ぎじゃ・・・?

たぶんですが、プランジャーのネジ出過ぎ。
弓の強さと矢の硬さのバランスが合っていませんね。

image

【総評】
もっとも気になるのは
「アンカー」「左肩の位置」「グリップ」
この3つですね。
これは射形以外に、

・弓自体の重量
・引く強さ(ポンド数)
・矢の長さ

にも問題があります。
今後この選手には、
ゴム引きで基本射形を身に付けつつ、
体力強化のメニューを課していきます。
その上で、最適な弓重量・ポンド数・矢の長さを
探っていければと思います。
また、この服装では矢が当たりますので
(というかルール違反)
きちんとしたユニフォームを着せたいと思います。

以上
オンラインアーチェリー講座でした!(笑)
正しいフォームを身に付ければ、
もっとアーチェリーは楽しいです。

さぁレッツ・アーチェリー!

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